こんにちは、アブーです。
今回は、アニメ「新ニッポンヒストリー」(制作:株式会社ローズアップ)に出演する声優さんはどんな人なのかについて、書いていきたいと思います。
新ニッポンヒストリーは応募後のカウンセリングで参加が可能となれば、声優として出演することを前提に演技指導や作品作りに携わることができるアニメです。
詳しくは動画配信サービスのGyaoから過去作品を観ることもできますので、気になる方はそちらもご覧くださいね^^
「元宝塚歌劇団」・「元AKB48」からも出演者がいる
新ニッポンヒストリーに出演された方で有名なのは、このお2人でしょう。
◇第23話「もしも、お龍のIQが200だったら」
…おりょう役 / 輝城みつるさん(元・宝塚歌劇団 月組 男役)
◇第13話「もしも、関ヶ原の戦いで西軍が勝っていたら」
…石田三成 役 / 大川莉央さん(元・AKB48)
おりょうは坂本龍馬の妻である楢崎龍(ならさきりょう)のことで、お龍とも表記されます。
寺子屋騒動のときに坂本龍馬の危機を救ったこととして知られているおりょうは、元・宝塚歌劇団の輝城みつるさんが演じました。
石田三成は、関ヶ原の戦いで西軍として知られていることが多いでしょう。
三成は小姓(武士に仕えて雑用などをこなす役職)のとき、お茶だしのおもてなしで豊臣秀吉に家来としてスカウトされたという逸話を持つ智将です。
そんな石田三成の声は元・AKB48の大川莉央さんが演じていました。
新ニッポンヒストリーに出演した人数は「700名以上」
輝城みつるさん、大川莉央さん以外では総勢で700名以上の方が声優として出演されています。
ただし、いずれもプロの声優さんというわけではなく、
- これから声優をしていきたい人
- ずっと声のお仕事に憧れがあった人
- 声優の養成所である程度スキルを磨いた人
などが出演している様子でした。
なかには芸能事務所に所属している人が出演することもあるようですね。
演技初心者の方の場合、たとえ演技のスキルに自信がなかったとしても、読み合わせや演技指導の日があって、最終的にアニメに出演できる、という点が参加のしやすさにつながっているのだと思います。
また、一度出演した方のなかにはもう一度参加したくなる方もいるようなので、私が出演した回では「今回で3回目だよ〜!」という方にも会いました。
私のように「養成所などでスキルを磨いたことはあるけどアニメの作品に出演したことはない」という方の場合は、自分の腕試しや実績作りになることを考えて参加する人もいるかと思います。
出演される方に細かい条件はないため、普段は会社員をしている方や自営業の方、役者志望や経営者、歌手、音楽プロデューサー、学校の先生などさまざまな属性の方が参加されている印象でした。
出演者が多い理由は「放送期間の長さ」と「作風」
ではなぜこんなにも声優として出演されている方が多いのでしょうか。
その理由は、「放送期間の実績」と「参加しやすい作風」にあるんだろうなと個人的に考えています。
新ニッポンヒストリーの放送は2020年1月に千葉テレビで始まり、現在はGyaoで配信、2022年10月時点では通算3年近くの放送期間になります。
話数では2022年10月現在で70話近くにもなっているので、1話に10名近くが参加していると計算すると実際に700名以上ということがわかります。
また、3年近くと長期間にわたって放送していること自体に信頼感もありますね。
作風に関しては、日本の歴史を題材にしていることや、年齢制限を設けていないことが関係しているのかなと思います。
大川莉央さんのような女性でも男性役を演じることもありますので、どのような年代・性別の方でも参加しやすい作風だということが伝わりますね。
実際、10代〜70代と幅広い年代の方々が参加しているようでした。
まとめ
今回は新ニッポンヒストリーに出演される声優に関するお話でした。
総勢700人以上、過去には元・宝塚歌劇団や元・AKB48の方が出演されている作品です。
参加される方の属性がバラエティに富んでいるので、出演が自分の新しい道や才能が開くきっかけになる方もいるかもしれませんね^^
この記事が新ニッポンヒストリーに挑戦してみようか迷っている人にとって役に立てば幸いです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
コメント
これから、収録を始めます。
出来れば次に繋げられればと
考えています。
詳しく知ることが出来ました。
ありがとうございます
わざわざ有難うございます!
仰る通り、ご自身で繋げていく姿勢が大切だと思います。
テレビが力を失い、スキルが得やすくなった時代(=その気になれば自主制作ができる時代)、
ウェブや個人の力が大きくなっている時代ですので…。
先日は展示会や交流会に行くことで制作会社さんと繋がることがありました。
思わぬところ(他の声優さんが行かないようなところ)こそチャンスがあるかと考えます。
私も少しずつ動きます、お互い頑張りましょう。