KADOKAWAアニメ・声優アカデミーに落ちた|実際にある?偏差値や入試方法は?

声優

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「養成所や専門学校の入試で落ちることってあるの?」
「落ちたら声優は諦めたほうがいい?」

気になる養成所や専門学校を見つけても、入所試験や入学試験で落ちることもあるかもしれないと思うと、声優を目指すこと自体まで不安になる方もいるかと思います。

ここではKADOKAWAアニメ声優アカデミーの入試や入学に関することについて、説明していきますね。

この記事の監修者

Aboo(アブー)
Webアニメ出演、声優養成所に2年半、
マンツーマンの声優スクール、舞台芝居を経験。
「声優を志望し始めた頃の自分」を想定して、
声優を目指す人に向けた発信をブログで行う。
現在はダンサーをメインに活動中。
詳しいプロフィール…【こちら】

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーが気になる方は、資料請求の記事もご覧くださいね。

結論:どこでも落ちることはある

KADOKAWAアニメ声優アカデミーに落ちたという実際の声はWeb上では見つかりませんが、

一般的な確率として、試験である以上は入学試験に落ちることはあります。

実際に私も、アトミックモンキーの養成所の試験を受けて不合格だったことがあります。

落ちる理由で考えられること(偏差値は関係ない)

では実際にどのような理由で落ちることが考えられるのか、ここでは3つに分けて説明していきますね。

  • 焦って試験中に変なことをしてしまった
  • 方向性や将来性のマッチ具合
  • 定員の問題

入試で筆記試験があることも多いですが、声優関係の場合は、学力を測るような偏差値とはあまり関係ないことがほとんどです。

学力が関係するとしても、最低限の国語力や漢字の読み書きなどは備えておくとより安心だと考えられます。

発声や発音など、お芝居に関することは入学・入所後に学ぶため、試験の時点では専門的な知識は不要でしょう。

焦って試験中に変なことをした

例えば、試験中の設問などで「※〇〇はしないでください」や「※〇〇の前提でお芝居をしてください」など、試験内容について分かりやすく注意書きがされていることがあります。

これらを明らかに無視したことをすると合否に関係することが考えられます。

声優は演技力や声質が大切な仕事ではありますが、それ以前に、緊張感のある状況で制作に関わる人たちとコミュニケーションを取れることが大切です。

わかりやすく注意されていることや但し書きなどを見落としてしまうと、「緊張すると人の話を聞けない人」という印象を少なからず与えることになります。

一度だけなら見過ごされても、2〜3度となると合否に影響する可能性があると考えられるでしょう。

方向性や将来性のマッチ具合

入学・入所して成長することは見込めたとしても、声優志望者のキャラや魅力などの方向性、年齢などの将来性が関係することも考えられます。

養成所や専門学校の立場からしても、定員の範囲内で合格者を選ばなければならない状況です。

方向性や将来性などが問題ない受験生でも、より方針とマッチする人がいたら、その人から合格になることが考えられます。

定員の問題

これは冬場の一般入試で受ける方には注意が必要なお話しです。

一般入試に先行して行われる試験(AO入試など)を行なっていると、そこで合格となった人の数だけ、合格者数が少なくなります。

どの養成所・専門学校を目指すか迷うことが多いかもしれませんが、

2月や3月の時点で試験を受けると、早期に受けていた人よりも合格しにくくなることが予想されます。

KADOKAWAアニメ声優アカデミーの場合

個人的な予想ですが、KADOKAWAアニメ声優アカデミーの場合、

2024年4月に開講した新しいスクールなので、定員を大きく超えることはあまりないかもしれません。

詳しくは資料請求をした後の説明会などで聞けるため、一度確認してみるとよいでしょう。

ここではKADOKAWAアニメ声優アカデミーの入試関連の情報をおさらいしていきますね。

試験内容

まず、KADOKAWAアニメ声優アカデミーの試験内容は以下の通りです。

入学方法試験内容
特別先行入試1次審査:作文か作品提出どちらかを選択
審査2:面接…志望動機や熱意の審査
AO入試1次審査:作文か作品提出どちらかを選択
審査2:面接…志望動機や熱意の審査
学校推薦入試書類審査のみ
一般入試筆記3科目+面接
再進学入試面接…将来性やプレゼン能力の審査
参考:公式ホームページをもとにAbooが作成

特別先行入試やAO入試の作文は、「今までがんばったこと」や「目指す将来像について」がテーマになるようです。

作品提出を選んだ場合、自由な形式でプランニング力が評価されます。

それに対して、一般入試で行われるのは筆記試験(学力テスト・感覚テスト・作文テスト)と面接です。

学力テストは、一般的な理解力を問う計算・漢字・社会常識などです。

感覚テストは感性とバランス感覚を問う問題が選択形式、作文テストは将来のビジョン・意欲・人格・思考力を判断するためのテーマが出題されます。

面接では、コミュニケーションを通して性格・意欲・健康面・適性などが確認されます。

定員

KADOKAWAアニメ声優アカデミーの場合は計算してみると、特別専攻入試やAO入試で秋ごろには定員の半数や1/3が決まる可能性があります。

以下に、校舎別×学部別で表にしてみました。

専門部
東京校
専門部
大阪校
専門部
名古屋校
大学部
東京校
大学部
大阪校
大学部
名古屋校
高等部
東京校
高等部
大阪校
高等部
名古屋校
特別先行入試40名20名20名40名20名20名
AO入試50名30名20名50名30名20名100名50名50名
全入学者定員
(声優コース)
344名
(176)
172名
(60)
73名
(45)
73名
(45)
43名
(15)
43名
(15)
122名
(66)
58名
(30)
58名
(30)

全入学者の定員は、声優以外のアニメーターコースなどの定員も合算した数字です。

その下の()内は声優志望者さん向けのコースの定員です。

特別専攻入試やAO入試の人数のうち、どれくらいが声優関連の学科の分かは分かりませんが(声優だけでなくアニメーターの学科もあるため)、

それでも遅い時期に受けると、枠が圧迫されるのは予想されますね。

合格するためにできること

合格するためにできることの決定打となるものはありませんが、以下を意識しておくと合格率は上がるでしょう。

  • できるだけ早期に受験する
  • 緊張したなかで動く経験を積む
  • 体調管理を万全にしておく
  • 最低限の勉強をしておく
  • 原体験や自己分析などの整理

「受験する日が早ければ合格していたのに…」と、もし定員の問題で落ちたのなら、とても悔しい気持ちになるかと思います。

専門学校や養成所のリサーチは早期にして、受けたいところを早めに絞れると良いですね。

また、試験中は緊張する人がほとんどです。

緊張すると自分はどんなミスをしやすいのかを把握しておくとよいでしょう。

また、パフォーマンスや注意力を発揮するために、睡眠をよく取り、思わぬ体調不良がないように食べ物や疲労にも注意しましょう。

偏差値は関係ありませんが、筆記試験を受けることもあるため、社会的に常識と言われる範囲の勉強はしておくことをおすすめします。

最後には、どんな試験内容や面接でも気持ちがぶれないように、自分の原体験を整理しておくことも良いです。

「どんな経験がきっかけで声優をしたいと思ったのか」
「声優になってどうしたいのか」

他でもないあなたが感じたことなので、気持ちを偽らずに、自分のオリジンを認識して持っておきましょう。

もちろん!落ちても諦める必要はない

入試や入所試験に落ちてしまったからといって、声優を志望することはやめなくて大丈夫です…!

「自分には才能がなかったのかな…」と不安になる気持ちはとても分かります。

私自身、アトモンの養成所に落ちて、その時は今後どうしていくか全然イメージが湧きませんでした。。

ただ、ここまで紹介したとおり、落ちる場合は能力よりも”それ以外の要因”が関係していることが多々あるためです。

「自分にもっと合う環境があるはず…!」
「逆にここには入らなくてよかったんだ…!」
「じゃあ今できることって何??」

前向きに受け止めて、今の自分が”声優”という目標に近づくために、何に専念するかを見極めることが大切です。

自分には自分にしかない道がある、仮に落ちたとしても、その道がより明確になっただけと考えてみるとよいでしょう。

実際、私の場合は、「一旦東京に行ってみよう」「養成所外で声優さんや声優志望に会ってみよう」と思えました。

まとめ:落ちたから何?強気でいこう!

どうなるかわからないことに対して、不安な気持ちになることは多々あると思います。

それはきっと、声優になった後の未来でも。

大切なのは、どんな気持ちで取り組むのか、その時にやれる最大限を出すことだと感じます。

落ちるかもしれない、けど、もしかしたら面接官にすごく気に入られて何の問題もなく合格できるかもしれません。

また、合格できなかったとしても、入試を通じて発見したことや、そこで出会った人と何かご縁が広がるかもしれません。

ちなみにKADOKAWAアニメ声優アカデミーだと、入試の前にまずは資料請求をしなければなりません。

他の専門学校や養成所も、いきなり入試の申し込みではなく、事前の資料請求やワークショップが最初のステップになるかもです。

たとえそういった縛りがなくても、事前にワークショップなどに参加しておくことで、一般入試よりも早く受験ができるなど、

早めに動いておくと良い情報を入手できる可能性は十分あります。

というのも、アトミックモンキーの場合は夏〜秋ごろにワークショップがあって、

それに参加すると早く受験できたような、そんな気がします。(朧げでごめんなさい…!)

なので、気になっている方は無料でサクッと今のうちにしておきましょう。

資料請求はKADOKAWAアニメ・声優アカデミーの公式ページから無料でできます。

私は資料が届くまで1〜2週間かかったので、少しでも気になっている方は、早めに請求しておくことをおすすめします。

実際に私が資料請求をしてみた記事もありますので、気になる方はこちら↓もぜひです。

この記事を最後まで読めたあなたは、きっと声優という目標に対して誠実で、将来も素敵な声優になる素質のある人です。

あなたの声優ライフを応援しています!ではまた!

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