「声優にはなるな」の言葉の意味3パターン|それでも目指す人がすること•親目線

声優

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こんにちは、アブーです。

今回は「声優にはなるな」という言葉が最近検索されているようなので、その理由について、深掘りしていこうと思います。

「声優志望、多すぎる…」
「声優もう無理ゲーでしょ…」

とはいっても、声優という仕事が気になっているからこそ、この記事に辿り着いた方が多いと思います。

なるなと言われる理由だけでなく、どうしたら声優になれるのかについても書いていきます。

この記事の監修者

Aboo(アブー)
Webアニメ出演、声優養成所に2年半、
マンツーマン声優スクールや舞台芝居を経験
「声優志望の頃の自分」を想定して
声優を目指す人に向けた発信をしています。
現在はダンサーをメインに活動中。
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以下から本編です、それではどうぞ。

声優になるなと言われるのは「生活」が理由

結論から言ってしまうと、声優にはなるなと言われる理由は全て、

「稼ぐことや生活していくことが難しくなるから」に集約されます。

例えば、

  • 安定的に稼ぐのが難しい
  • 家や車など大きいローンを組めない
  • クレジットカードを作ることも難しい

もしどこかの会社に所属していれば、

  • 毎月決まった給料をもらえる
  • 会社の信用でローンやクレカの審査に通る

このように、多くの人と同じような生活が可能です。

【3パターン】誰がなぜ言うのか?

ではそもそも、なぜ「声優にはなるな」と言われるか?

というか、そもそも誰が誰に向かって言ってるのか?

大きく分けて3パターンあると思います。

  1. 親が子を心配して
  2. 誰かが声優志望をバカにして
  3. 現役声優やなれなかった人が声優志望に話す形で

親が子を心配していう「声優にはなるな」

これはさっきの生活や稼ぎの面から、声優になるなと言うパターンですよね。

親にあたる人は会社勤めをしている人が多いでしょう。

会社勤め(正社員)と声優(フリーランス/個人事業主)を比べて、子供に経済的な苦労をしてほしくないから声優になるなと言うのでしょう。

誰かが声優志望をバカにしていう「声優にはなるな」

これを言う意図としては、「声優なんてなれる確率が低いものを目指すなんてやめとけ」みたいなニュアンスでしょう。

バカにしてとは書いていますが、もしかしたらちょっと優しさも含められているのかもしれませんね(笑)

一般的にイメージされる、アニメや吹き替え、イベントで活躍するような声優になるのは実際とても難しいことです。

夢やロマンよりも、現実の生活やお金が大事だと感じる人にとっては、声優を目指すことに価値を感じないのだとは思います。

現役声優やなれなかった人が後輩に言う「声優にはなるな」

大塚明夫さんが本で出されている声優魂みたいなトーンで言われる「声優にはなるな」もありますね。

世間では、声優はなるのは難しいし、なるために賭けるものも多いと思われています。

声優志望のなかには、わざわざ声優を目指さなくても、他に良い生き方がある人もいるかもしれない。

「声優になるな」という言葉と、現役声優のような先輩がいう「声優に”は”なるな」は、また意味合いが違うとも思います。

まるで、「こんな大変な道そうそう来るところじゃないよ!」みたいな。

でも実際に目指すかどうかはその人次第

声優を目指さない理由はいろいろあります。

「多すぎるし、なれない確率が高いから目指さない」
「めっちゃ頑張ってもなれなかったら意味ない」
「だったら最初から効率良くお金を稼げることしよ」

こんな感じで。

でも、目指すかどうかを決めるのはその人自身です。

「わかってるけどやってみたい」
「声だけでお芝居をしてみたい」
「役を生きてみたい、キャラに命を吹きこみたい」
…etc

なので、ここからは実際に目指すことに焦点を当てていきます。

声優を目指す前に目的を明確にする

煽った勢いのまま話を進めたくないですし、実際に大事なこととして、まずは「なぜ自分が声優をしたいのか」を考えてみることを勧めます。

これは誰にも見せなくていいので、正直に答えていきましょう。

もしここで嘘をつくと、将来の自分に損として返ってきます。

声優をしたい理由は人それぞれですが、大体こんな感じかなと思います。

  • 声優さんの演技に感動したことがある
  • 素敵な声優さんを知り自分もそうなりたい
  • 声しか使わないなら自分でもできそう
  • アニメのキャラクターの声真似ができる
  • よくわからないけど稼げそう
  • とりあえずチヤホヤされたい
  • 自分のカッコいい声を誰かに聞いてほしい

一見不純なものが出てきても、正直に認めることをお勧めします。

そして、より自分のためを思うなら、出てきた理由をさらに5回くらい深掘りしてみましょう。

例えば、

例「声の芝居に感動したことがあるから声優をしてみたい」

深掘り①なぜそう思う?
→「人を感動させられるようなことをしたい」

深掘り②なぜ?
→「自分の可能性や価値を感じたい/証明したい」

深掘り③なぜ?
→「今の自分に自信がないのかも?」

深掘り④だったら声優以外でもいいのでは?
→「いや、それでも感動を覚えたのは声の芝居だったからやりたい」

深掘り⑤たとえお金をもらえなくてもやる?
→「正直お金はほしいし、もらえる存在になれるよう練習する!同時に、もらえなくても問題ない環境を作った上で、声の芝居ができたら最強なのかも」

こんな感じでなぜなぜ分析をすると、自分が本当に欲しているものや、どんなスタンスで声優という仕事に向き合っていけば健全かが見えてくると思います。

一つ勘違いしてほしくないのは、途中で「別に声優じゃなくてもいいのでは」という流れが出てきた場合。

この場合は、「じゃあ声優を目指さないほうがいい」と結論づけることもできますが、そこでやめる必要もないです。

やりたければやればいい。

やることによって出てきそうな注意点は把握しておいたほうがいいですが、それを許容できるのなら、やればいいです。

そもそもあなたの人生なので、法に触れない範囲で、周りに大きな迷惑をかけなくて、あなたが責任を取れるなら、やりましょう。

このようにして、声優を目指す目的や、目的を洗い出す流れで自己分析ができたら、次に進みます。

声優になるにはまず「実力」を身につける

一口に声優と言っても、アニメ・吹き替え・ナレーション・宅録、いろんなタイプがあります。

どの方向で進むにしても、確かな実力や技術が必要です。

その実力を身につけるためのわかりやすい例が、養成所/専門学校・ボイトレスクール・不定期のワークショップです。

今では、それらに限らず、ネット上で完結する演技指導を行なっている声優さんもいます。

テレビで放送されるようなアニメや番組に声を当てるには、プロダクションや事務所に所属するのが一般的なため、

そういう道を目指すのなら、プロダクションや養成所に見てもらえる機会がある養成所/専門学校を選ぶ必要があります。

実力は独学でも磨ける部分はありますが、声のお芝居の世界や空気感を知るためにも、何らかの形で指導を受けられる場所に行っておくことをお勧めします。

以前、独学の話をしたことがあるので、気になる方はご覧ください。

*このページの末尾でも再度紹介します。

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声優として生活していく方法2つ

声の芝居のスキルを身につけたあとは、声優としてどう生きていけるのか、説明します。

  • 声優一本で生計を立てる
  • 声優と他の仕事で生計を立てる

声優一本で生計を立てる

声優業だけでお金をもらっていくパターンです。

メジャーなイメージで、多くの有名声優さんがこれにあたります。

30分アニメの収録1本につき15,000円がもらえるため、このようなお仕事先が複数あって、それで月に生活できる金額を稼ぐ形です。

厳密には、声優業一本と言っても以下に分類されると思います。

  1. アニメ声優/吹替声優
  2. ナレーター
  3. 宅録声優

1はアニメなどの作品でキャラクターや役に、演じて声をあてる仕事です。

2はテレビ番組や説明動画、CM、書籍の読み上げなど、ナレーションをする仕事。

3はクラウドソーシングサイトなどで受注して、自宅などで自分の声を撮り、音声データを納品するスタイル。

このうち、生活をしていく上で現実的なのは2ナレーターや3宅録声優のようです。

1に該当するのは知名度があるアニメ声優さんですが、安定的に仕事を得るには、芝居の実力だけでなく人間性、巡り合わせなどの運もあるでしょう。

対して、ナレーターはアニメ声優とは異なる技術が必要ですが、アニメに比べると報酬が高い傾向にあるようです。

仕事のレギュラー化など、アニメと違った安定感もあるでしょう。

宅録声優は、所属事務所に頼らず、仕事獲得を自分の行動次第で増やすことが可能です。

最初のうちは報酬が低いかもしれませんが、実績が増えたり、お客さんとの信頼ができれば、報酬も高くなっていくでしょう。

声優と別の仕事で生計を立てる

シンプルな例だと、アルバイトをしながら声優をしている人がこれにあたります。

アルバイトでなくても、両立できるなら会社員や契約社員などの仕事でも良いです。

正社員であっても、副業OK・フルリモートOKなどであれば、突然の声優の仕事にも対応しやすいでしょう。

フリーランス/個人事業主として、声優業以外の仕事のスキルを持つのが一番自由ではあります。

以下のようなWeb系のフリーランスだと、自由度は非常に高く、声優業との両立も大きな問題はなさそうです。

  • プログラミング
  • webデザイン
  • ライティング
  • SNS運用
  • webマーケター
  • 3DCGモデラー
  • AI関連スキル

納期を守ることができれば、働く時間帯は自分で決めることができます。

実際に私も、Webライターとして生計のほとんどを立て、その収入から養成所の費用を出している時期がありました。

別の記事でも説明していますので、気になる方は読んでください。

*この記事の末尾でも再度紹介します。

それ以外に”声で”生計を立てる思考法

「声優一本とまではいかなくても、声でお金をもらえるようになりたい」と思う方も多いと思います。

そんな人に向けて、自分が漫画・アニメ作品のワンダンスを読んで覚えている言葉を紹介しますね。

ダンスで稼ぎたかったら、自分のダンスがどう人の役に立つのかを考えろ。

そのまま引用ではなく、こういう意味だった、という言葉ですが。

ワンダンスに登場するプロダンサーが、ダンサーを目指す主人公たちに言った言葉だったと思います。

これのダンスの部分を「声」や「お芝居」に置き換えると、何か見えてきそうじゃないですか?

この理論でいくと、

  • 声優志望に声のお芝居を教える講師
  • 演技未経験者に演技を教える先生
  • ボイストレーニングのトレーナー
  • 声真似で注目を集めるインフルエンサー
  • イベントや結婚式のMC
  • 良い声で実況ができるゲーム実況者
  • 声から心境を分析できるカウンセラー

これらのお仕事でも活躍できそうですよね。

今は個人が発信しやすい時代でもあるので、これらの活動をSNSなどにアップしていけば、仕事獲得も以前よりしやすいです。

自分の声や演技経験にどのような価値を持たせられるのか。

考えながら過ごしておくと、仕事や未来を楽しみに過ごせるかもしれませんね。

「応援したいけど…」声優志望のお子さんを持つ親御さんへ

声優志望のお子さんがいる親御さんに向けたメッセージも書いてみます。

「人生一度きりだからできる限り応援したい」
「でもずっとは助けてあげられない」
「もし上手くいかなくてこの子が将来困ったら」

親として悩む場合、応援したい気持ちと心配する気持ちで、いっぱいだと思います。

シンプルですが、上手くいかなったらどうなるのかを具体的にイメージすることが大事だと考えます。

もしくは、上手くいかなくても問題ないようにするにはどうしたらいいかを一緒に考えるのが良いでしょう。

この記事に書いた通りですが、

  • 演技だけでなくナレーションも身につける
  • 宅録の仕事をクラウドソーシングで取って実績を積み続ける
  • Web系フリーランスのスキルが身に付くアルバイトを選ぶ
  • 働くスキルを身につけてから目指す
  • 貯金を癖づける/お金の勉強もする

声優を目指す上でのリスクは多くが生活や経済的なところに集約されます。

それらのリスクヘッジが親子で大きな負担なくできるなら、親としても応援しやすいでしょう。

私の場合は、高校時代に声優という仕事が気になることを親に打ち明けて、働けるようになってから目指したら?と親に言われました。

その時の話もありますので、よかったらご覧ください。

*このページの末尾でも再度紹介します。

まとめ|今は生きやすい時代でもある

声優という仕事がメジャーなものなってきて、目指す人も増えてきています。

それなのに、現役の声優さんは70~80歳になっても活躍していて、そのような大ベテランと新人が席の取り合いをしないといけない世界。

狭き門ではある一方、働き方や時代、需要の変化で、声を使った仕事が活躍する場面は増えている面もあります。

YouTuberやインスタグラマー、noteなど、個人でも稼ぎやすくなっている時代だからこそ、できることも増えています。

発想次第でどうとでもなる、とまでは言いませんが、声優を諦める必要はないです

今回は以上です、有難うございました。

良き声優ライフになることを祈ってます!

このページで紹介した関連記事は↓で再度紹介します。

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