KADOKAWAアニメ・声優アカデミーのデメリット6つを解説

声優

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声優を目指す方の中には、専門学校のKADOKAWAアニメ・声優アカデミーを考えている方もいるのではないでしょうか。

前向きに考えているけど、ネット上では聞こえの良い情報が全面に出されていて、デメリットはわかりにくいと感じる方もいるかと思います。

ここではそんな方に向けて、KADOKAWAアニメ・声優アカデミーのデメリットを6つに分けて紹介します。

基本的には以前に書いた口コミや評判に関する記事を元にしているので、気になる方はそちもご確認くださいね!

この記事の監修者

Aboo(アブー)
Webアニメ出演、声優養成所に2年半、
マンツーマンの声優スクール、舞台芝居を経験。
「声優を志望し始めた頃の自分」を想定して、
声優を目指す人に向けた発信をブログで行う。
現在はダンサーをメインに活動中。

デメリットや注意点6つ

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーのデメリットを挙げるとするなら、以下の通りです。

  1. 出遅れると合格率が下がる
  2. コースが多くて分かりにくい
  3. 学費が他の学校より少し高いかも
  4. 実績はあるけど新設だから少し不安
  5. 学校法人ではない
  6. 定期券の学割が適用されない

出遅れると合格率が下がる

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーでは入学方法が5つあります。

  • 特別先行入試
  • AO入試
  • 学校推薦入試
  • 一般入試
  • 再進学入試

入試のイメージは冬だと思う方が多いですが、特別先行入試は4月、AO入試は5月〜12月と、ほぼ通年で試験が行われています。

そのため、一般入試が始まる1月頃には、他の入学方法である程度の定員が埋まった状況です。

入試の申込に出遅れると、先に埋まっている定員の関係で、合格率は少し低くなっていると考えておくとよいでしょう。

コースが多くて分かりにくい

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーでは高等部・大学部・専門部の3部があり、それぞれ専攻も分かれています。

私も調べていて最初は困ったことなのですが、コースや学部が多い…。

初見だと、自分がどこに応募すべきなのか迷う人が多いかもしれないなと思いました。

以下を参考に、あなたが応募するならどこなのかを判断してみてください。

・中学校卒業予定で高校卒業資格も取りたい人
→高等部 声優学部 声優タレント専攻(3年制コース)

・18歳以上で大学卒業資格も取りたい人
→大学部 声優学部 声優タレント・マネジメント専攻(4年制コース)

・社会人で声優になる人
→専門部  声優学部 声優専攻(2年制 / 週3日コース)

・社会人で声優だけでなく歌手活動もする人
→専門部  声優学部 声優タレント専攻(2年制 / 週5日コース)

学費が他の学校より少し高いかも

社会人向けの専門部を例に挙げると、約260〜300万円が必要です。

2年間で、声優専攻は約260万円、声優タレント専攻は約300万円が必要です。

専門学校と比較すると相場と近い印象ですが、養成所と比べると高い印象を感じるかもしれません。

ただし、分割払いや教育ローンなどを組むことが可能です。

現時点でまとまった金額がなくても通学可能な制度が用意されているため、諦める必要はありません。

実績はあるけど新設だから少し不安

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーは2024年4月に創設されたばかりです。

ただし、教育事業の実績が全くないわけではなく、むしろ豊富な様子です。

母体のバンタンは1965年から教育事業をしており、その中でも声優に関わる学部を切り出して運営されているのがKADOKAWAアニメ・声優アカデミーです。

教育の基盤はしっかりしているのに、これからKADOKAWAアニメ・声優アカデミーとしても実績を作っていくタイミングです。

学生がデビューするのにかなり狙い目ではと感じる方には、ちょうど良い学校だと考えます。

学校法人ではない

入学資料(無料の請求先はこちら)を見ても、KADOKAWAアニメ・声優アカデミーは学校法人ではない様子です。

母体となるバンタンは、”現場で通用する実践的なスキル”を教えているスクールとなります。

とはいえ、高等部や大学部では、提携する学校により高卒資格・大卒資格の取得が可能です。

卒業資格を取ることは可能なため、このあたりを含めた確認を説明会などで聞いておくと安心でしょう。

定期券の学割が適用されない

学校法人でないことと関連しますが、通学電車の定期に学生割が適用されません。

ただし、東京校は一般的な賃貸よりも安い学生会館やシェアハウスに入ることができる可能性もあります。

学生証は発行されるため、バスや電車以外の学割は利用することが可能です。

どんな人に向いているのか?

向いてる人は本気になれる人

  • 本当に声優に向かって進みたい
  • やるなら悔いが残らないように取り組みたい
  • 強い意志を持って目標に向いたい

こんな感じで声優としてデビューすることや、声優としてやっていくことに本気で取り組みたい方には良い環境だと思います。

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーは、授業日数は少なくなく、学費なども決して安くはありません。

一方で、講師陣は声優として経験のある方がいて、教育実績はあるのに新設、制作陣とも近い環境です。

在学中にオーディションを複数回受けられることからも、デビューする環境は整えられている印象です。

一般入試まで待たずにAO入試などの先行入試もあり、早期に合格した方は入学前に授業を受けられるプレスクール制度もあります。

向かない人はまだ探り中の人

  • 声優は興味あるけどまだ心が決まってない
  • お芝居や歌が自分に合うかまだわからない
  • 卒業後に声優以外の仕事が気になったらどうしよう

こういう方はKADOKAWAアニメ・声優アカデミーへの入学をもう少し検討したほうが良いと思います。

ちなみに、こういう考えが巡るのはよくあることだと思います。

声優をただの”夢”ではなく、現実と結びつけて考えることができているからこそ、出てくる考えでしょう。

こういう方におすすめなのは、専門学校の前に、単発のお芝居のワークショップやボイトレなどを受けてみて、自己理解を深めることです。

期間と目的を明確に決めて、週1〜2回の養成所に入所するのも良いかもしれませんが、

それだけ年齢も重ねることになり、授業料もワークショップなどより高くなります。

単発ワークショップなど時間的・経済的なリスクが少ないことを経験して、ある程度の探りを入れたら、覚悟を決めて進路を選ぶのが理想でしょう。

PRになってすみませんが、マンツーマンのボイトレレッスンでしたら、今なら無料で体験できる場所があります。

web上で申込・受講できるため、気になる方は早めにVoice Camp を確認してみてください。

まとめ|本気度が高いなら入試に進んでOK

まだ声優を目指すことに抵抗がある方にとってはデメリットが目立つ印象です。

逆に本気度が高い方は、前向きに考えて良さそうです。

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーの入試に進むには試料請求がファーストステップになるそうです。

出遅れたくない方や、在校生の声・在学中の生活・オーディション情報など具体的なことを知りたい方は、

アニメ・声優の専門スクール【KADOKAWAアニメ・声優アカデミー】から、無料で試料請求をしてみてください。

他に声優を目指す上で気になることがあれば気軽にコメントなどお願いします!

良き声優ライフを送れますように。

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