どうも、アブーです。
今回はダンス初心者の方に向けて、踊れるようになるには何からしたら良いのかを説明していきます。
キッズでも大学生でも55歳以上でも、まずはこれらをすれば間違いなし、と言えるものを説明していきます。
アイソレーション
ダンスを少しでもかじったことがある方ならよく聞くアイソレーション。
よくアイソレと呼ばれているやつですね。
アイソレーションは分離・隔離という意味。
特定の部位だけを動かして他は全部止める、という動きです。
代表的な部位は首・胸・肩・腰・膝あたりですね。
ジャンルによってはもっと細かい部位のアイソレがあったり、同じ部位のアイソレでも少しニュアンスが違ったりすると思います。
アブーのクラスだと、55歳以上向けのクラスでレッスンの序盤に毎回一通りしています。
Soul dance入門でもたまにすることがあるかも。
一朝一夕で身に付くものではないので、すぐにできなくても心配は無用です。
アイソレが大切な理由
ダンスの動きにはアイソレの質が高いだけですぐに上手くできるものがあります。
また、同じ動きをしていても、アイソレが綺麗にできる人のほうが質感があるというかなんというか、一目で目を引かれるようになる印象ですね。
動きの中にアイソレの上手さがないと、ペラペラに見えるというかなんと言うか…。
味噌だけで作った味噌汁と、出汁や貝も入れて作った味噌汁どっちが美味しい?っていう感覚です。
ダンスから滲み出るものが違ってくる。
アイソレの練習方法
- 見えない壁に当てにいく感じ
- 平面の状態をキープ
- 逆の動きもしっかりやる
- コツコツやる
僕のレッスンに来てくださっている方向けのメモみたいになりますが、アイソレのポイントはこれです。
首のアイソレであれば、顔を鏡に向けて真正面になった状態をキープ(平面の状態をキープ)。
この状態で前・後・右・左に見えない壁があるとイメージする。
前に見えない壁があると想定して鼻先を当てにいく、後ろに見えない壁を意識して後頭部を当てにいく、左右に見えない壁を意識して耳をぶつけに行く。
最初は4カウントにつき1方向、これを2カウント、1カウントと短くしていきます。
テンポを速くするとついていけなくなったり、形が崩れたりするので、その時は1テンポ遅くしましょう。
遅いテンポで動きを綺麗にしたら、また速いテンポに挑戦。
繰り返すうちにリズムキープできる時間が少しずつ増えます。
1カウントの時は1方向だけじゃなく、それと逆の動きもしっかりとってください。
首の後ろのリズムだと、「後ろ後ろ!」と首が詰まっていく方が多いので「後ろ前!後ろ前!」と意識すると良いです。
前にあるから後ろに行ける、予備動作ですね。
こういう練習を1日に10分ずつとかで良いので、とりあえずやってみるのが大切です。
できなくてもやる、むしろできないからやってみる、の精神で。(笑)
5分でも3分でも良いです。歯磨きのように、眠っている神経を掘り起こすようにしてみてください。
リズム(アップ・ダウン)
リズムの取り方には大きく分けてアップとダウンがあります。
カウントを数える時や手拍子でリズムを取る時に膝が曲がるのがダウン、膝が伸びるのがアップ。
どのジャンルもどちらかのリズムが多い、というかベースになってたりします。
Soul danceはダウンの時もあれば、アップの時もある印象です。
フォーコーナーはアップのニュアンスで一旦教えることが多いですが、ダウンですることも一応可能です。
Lockはどの動きもアップでするのが基本ですね。Waackもアップの印象。
8ビート・16ビート・呼び方等
曲を聞いてて何も意識せずに手拍子でリズムを取ると8ビートになると思います。
その8ビートを倍の速さで取ると(=8ビートのエンカウントも取ると)16ビートです。
8ビートで8カウント取ると1×8(ワンエイト)、それが4セットで4×8(フォーエイト)と呼んだりします。
僕のレッスンだと55歳以上向けのクラスは2×8(ツーエイト)〜4×8、Soul dance入門は6×8以上の振り付けをしていると思います。
ダウンでリズムを取る時は16ビートを取ることができますが、アップだと16ビートは難しいしあまりやることはない印象です。
練習方法
たぶんアップの方が最初は難しいです。
アップを始める時は膝を曲げた状態でスタンバイして、頭のてっぺんで見えない壁に頭突きする感じです。
マリオがジャンプでブロックの下からぶつかる感じ。
慣れてくると説明できない跳ねを感じられるようになります。
特に膝のスタンバイも意識することなくアップを取れるようになったら一旦OKでしょう。
ダウンの8ビートは多くの人が練習なしで取れるかと思います。
練習するなら16ビートでダウンを取る。
体全体で跳ねるような動きになりますので、それで良いと思います。
まとめ
ダンス初心者さん向けの練習メニューについて説明しました。
結局、アイソレとリズムです。
Soul danceならフォーコーナーが腰のアイソレがそのまま使えるので、アイソレの練習に飽きたらフォーコーナをしてみてください。
この2つは全ジャンルに共通、質を高めるだけでダンス力の底上げになる、効率的な練習です。
積立NISAみたいに、米国の経済に投資しといたらつまらんけどお金は増えていくっちゅうやつですね。
(大切なことは地味で・つまらなさそう見えて・難しいと言いたい)
今回はこの辺で。またレッスンでお会いしましょう!
最後まで読んでくださり、有難うございました^^
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