お疲れ様です!Abooです。a.k.a. アブ爺
根本に戻って「なんで自分はワッキングのバトルに出るのか」を考えてました。
レッスンに来てくれてる人にもちゃんと説明した覚えがないので、この機会に言語化します。
2021年くらいからバトルに出始めてきたので、何となく振り返りながら書いていきます。
念の為ですが、ここで書いているのはAboo個人の考えです。
これが正解とか間違いとかではなく、また、Waackやダンスやってるからバトルに出ないといけない義務もないです。
もし感想があったり、もっと突っ込んだこと聞きたいなどあればDMもらえると嬉しいです!🙏
結論|カッコよく踊れるようになりたいから
アブーの場合、バトルに出る意味の芯はこれに尽きます。
バトルでもカッコよく踊れて、ましてや自分がいいと思うダンスを提示して、それで勝ちも取れるなんて、カッコいい以外の何者でもないです。
もう16年前くらいにLockを始めて、ショー・セッション・バトル・コンテストなど、いろんな楽しみ方を知りました。
その中でも、バトルは特に意味不明やったんですよね。
曲は何がかかるかわからない、即興で踊らなあかん、しかもたった数十秒のために3000円くらいかかる、謎やろ笑
でもカッコええなと思った先輩やダンサーはもれなくバトルに出てました。
ほな出るしかないがな…。
バトル出てない時期は、ダンスかっこいいやん!と褒められても、自分の中ではしっくり来てませんでした。
それは自分のなかで、「もっとカッコいい人はおる」「自分なんかバトルに出ることすらできてないし…」という勝手な卑下があったからです。
まぁ、バトル出るようになっても素直には受け取れないこと多いけど…汗
最初はLockやFree styleメインだったのが、その延長でWaack battleがメインになりました。
Waackを始めたのは大学を卒業してから一緒にダンスをやる人も減ってた時期で、踊りを誰かに見せる場が無くなってたのも理由です。
もちろんWaackのバトルでも、上手い人やカッコいい人はバトルでも上位でした。
…ほな出なあかんがな!
こんな感じで今に至ります。
他の人の動機
ちゃんと話したことはあんまり多くないけど、他の人がバトルに出る動機はこんな感じやと思います。
- 上手くなりたい
- 曲をちゃんと表現したい
- シンプルに勝ちたい
- 友達に会いに来た
- 他ジャンルやけど気になってきてみた
バトルによっては、この人がジャッジだからこの回は出たい、逆にジャッジに気になる人がいないから出ない、もあると思います。
バトルに出て良かったこと3つ
「上達する以外に何かええことないんかい!」と言われたら「ある!」と答えます。
むしろ、今となっては上達以外の部分も欠かせないものになりました。
- 知人や友達が増える
- メンタルや人間性が磨かれる
- 興味を持ってくれる人が現れることも
すぐ思いつくのはこんなところです。
僕はダンスは個人的な理由で始めたものなので、友達作りはあまり重きを置いてきませんでした、そもそも根がインキャですし。
でもWaackバトルに出るようになると知人が増えます。
挨拶するくらいだったのが気付けば喋りまくる仲になってる、気づいたらYouTubeで観てた人と喋ってる、多々あります。
インスタも繋がるし、地方のイベントでも集まる顔はほぼ一緒やんてことも多々です。
遠征で地方につながりができるのもオモロいポイントですよね。
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次に、メンタルや人間性が磨かれるのは、Waackに限らずバトル全般の良いことかなと思います。
上述した通り、やっぱりバトルに出始める頃は割と理不尽な状態です。
「前より強く動けた」
「練習してきた動きを出せた」
「肩下げたまま踊れた」
などなど、地味な改善が多い時期だと思います。
でも、結果に左右されず自分なりの改善を繰り返していくことが大切だと思います。
コツコツ改善することはしんどい時もあるのですが、やってきたことは自分を裏切らない。
これを乗り越えた先にしか味わえない楽しさも確かにありました。
初めての予選突破は何事にも言い換え難い嬉しさがあったな〜〜
ダンスだけじゃなくて、人生でも役立ってる経験かもしれません。(主語が大きい)
実際、勝ち上がっていく人達は人間性が良いことも知りました。
こういうのを乗り越えるうえで何かを磨かざるを得なかったのかなぁ。
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「そんなことあるんや!」て話ですが、人前で踊ってると自分のダンスに興味を持ってくれる人も現れます。
自分がしたくて、自分のためにやってきたこととはいえ、とても有難いことです!
誰かが見てくれてて、声かけやレッスンに来てくれるなど、行動まで起こしてくれたのかと思うとめっちゃ嬉しい。
そのご縁が数年単位で続くこともあるので、ドラマやなぁと思います。
しんどかったこと3つ
もちろんしんどかったこともあります。笑
- 勝敗に囚われてしまうことがある
- 自分の非力さや疎外感を感じる
- 最初は怖かった
ざっくり分けるとこんな感じかなと思います。
まず、勝てたら嬉しいけど勝つことを本丸にしてしまうと、僕はしんどいです。
そもそも、ジャッジ・曲・前後のバトル・イベントの方針や空気感・自分や相手の調子など、バトルは不確定要素が多い。
だからこそ安定的に上がれる人がすごくもあるけど、せいぜいコントロールできるのは自分の練習くらい。
ジャッジという一つの要素に着目しても、人数やジャッジのスタイル、好み、その日のコンディション、予選で見られた順番、分解すると色々です。
「勝敗は関係ない」「自分は自分で素敵」という言葉は理解できても、体感しないと腑に落ちないこともありました。
ある意味メンタルコントロールや自分磨きの領域ですが、勝敗に”囚われて”良いことはあんまりなかった。
囚われるというよりも、”意識する”のが大切かなと思います。
意識すれば「次はこういう練習してみよう!」とプラスに転換しやすかったからです。
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勝敗に囚われて、かつ、勝ち上がれない時が続くと、自分の非力さや疎外感のようなものを感じることもありました。
「なんで練習してるのに負けるんやろ」
「自分のダンスは誰にも届いてへんかもしれん」
何か良くないものに考えが支配される感覚。笑
ただ、そう思う自分も自分なので、この感情に遭遇したら多少の自己肯定もしてきました。
例えるなら「すごく不味いけど頑張って食べることで栄養になる/今後の食事が美味しく感じられる」みたいな。
可能なときは、受け入れた先に自分はどうしていくのか、何を提示していくのか、少し先も考えたりします。
こういう経験は、自分がメンタル面でもう一歩進むために役立ったと思います。
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あと、Waackバトルに慣れないうちはフリースタイルバトルとは別の怖さがありました。
すごくおもろい動きやギャグセンスがないとダメなんじゃないかと思うタイプの恐怖。笑
特に、SNSやYouTubeには盛り上がってる部分が投稿されますからね…。
ダンスが上手だけでなく、人間としての面白さも必要なんて、インキャにはハードルが高すぎる!
…実際は仲の良い人同士でsame timeや対面をすると様子がおかしくなりがちなだけでした。
Waackバトルに慣れてなさそうな人やまだ仲が縮まっていない人には優しいので、これは気にしなくてよかった。
これから出ようと思ってる・気になってる人へ
これからWaackingのバトルに出ようと考えている人は、最初は怖いかと思いますが、気にせず飛び込むのが良いと思います。
なんでも慣れですし、出ないと何が起こるかわからない。
アブーも、途中で帰ろうか迷ったバトルで初めて予選上がれたとか、塞ぎ込んで出たバトルでジャッジの人に話しかけてもらえた経験などあります。
逆にめっちゃ意気込んで出たバトルで予選落ちも全然あります。笑
理想をいうなら、騙されたと思って2~3度は出てみることをおすすめします。
というのもWaackingのバトルやイベントは、それぞれ特色や雰囲気に微妙に違いがあるからです。
ルールも、対面だけ、same timeあり、縛りルールあり、予選がパーティ形式、などなど。
1回だけだと、Waack battleのことや、バトルに出る自分のことがわかり切らない可能性が高いです。
要はせっかく踏み出せたのなら、面白みがわかる前にやめるともったいないってことですね。
「このバトルはいつもめっちゃ緊張する」「あのバトルはなぜかいつも踊りやすい」もザラで、僕もあります。
また、バトルに出ることで「次はこうしてみよう」が見つかるはずなので、それの繰り返しで上達して、楽しさも増していくものだと思います。
まとめ|気になる人は現場で会いましょう!
気づいたら、半分自分語り、半分はワックバトルが気になってる人に向けて書いてました。
自分はワックバトルを通じてダンスもメンタルも磨かれた部分があるので、誘いの言葉が多くなってしまった、圧感じた人いたらすみません。
この話を読んでスッキリした人がいたら嬉しいし、その上でバトル出るか現場行ってみるかとなった人がいたらもっと嬉しいです!
最後まで有難うございました!
🌿いつもWaackシーンで会ってる方へ🌿
もしアブーに会った時、記事の感想とか考えとか話してもらえると嬉しいです!
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オマケis人生初予選上がり動画男
体効いてねぇ〜ずっと同じことしてるぅ〜髪短い〜(;´д`)(;´д`)
ちな初めて松さんとコンタクトを取れた日
ほな、また…。