声優養成所が”カモ”なビジネスかは生徒の姿勢次第だと思う話

声優

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「声優養成所はカモビジネス…?」
「声優になりたいけど何を信じたらいい…?」

本当に嫌な話題ですよね…。。

ただし、気になっている方も一定数いるみたいなので、個人的な見解を書いていこうと思いました🙏

先に言っておきますが、全ての養成所や専門学校、声優プロジェクトがカモなわけではありません。

ごく一部の声優プロジェクトなど、ネット上で検索しても知名度があまりないところだと、注意が必要なこともありますが、

なかには、生徒や参加者側の被害意識が強くてカモといわれていることもあると感じます。

普通に生活していても1〜2割くらいの確率で嫌なお店に当たることはあるかと思うので、

それが声優の養成所ビジネスにも当てはまっているのかなと思います。

ここでは、カモにされるのを防ぐ方法や、声優養成所がカモなビジネスといわれる理由などについて説明します。

※「声優養成所に行かないで声優になれるのか?」知りたい方は↓こちらの記事をぜひ!

この記事の監修者

Aboo(アブー)
Webアニメ出演、声優養成所に2年半、
マンツーマンの声優スクール、舞台芝居を経験。
「声優を志望し始めた頃の自分」を想定して、
声優を目指す人に向けた発信をブログで行う。
現在はダンサーをメインに活動中。
詳しいプロフィール…【こちら】

カモられないためには”養成所を利用する”

「カモられたくない!」という方に向けて早速の結論ですが、カモられるかどうかは生徒の受講姿勢や気持ち次第です。

これは声優の養成所や専門学校に限らず、どんなサービスを受けるにしても同じことです。

言われたことを真面目にやってれば報われる…

先生の言う通りにやってればデビューできるんだ!

学費払ってんだし卒業までいけたら声優になれるでしょ

こういう人達は残念ながらカモられる可能性が高いと思います…。

なぜなら、自分の頭で考えていないから。

自分で考えて動かないと、人の言う通りに動くことになり、知らず知らずのうちに騙されることがあります。

確かに、入所・入学すれば、声優として活躍するための環境を買うことができます。

そう、あくまで買うことができるだけで頑張るのは自分なんです。

その環境で何をするのか、卒業した先を見据えて何をすべきなのか、在学中にすべきことは、、と考えることが大切です。

カモられないのは以下のような人たちです。

ここだと声優のスキルだけじゃなくて制作の知人もできそう!

評判に問題なさそう!もし卒業後に事務所所属できなくてもスキルを応用しやってけそう!

声優になるのは長期戦になりそうだから、まずは時間と場所に縛られない働き方を身につけるか

「そこに入ればどんな環境になるか」「何を手に入れられて何が手に入らない可能性があるか」

自分なりに考えて、ゴールに向けて動くことができれば、養成所や専門学校にカモられることはなくなるでしょう。

なぜ「声優養成所=カモ」という声があるのか

そもそもなぜ「声優養成所=カモ」という言葉が気になる人がいるのでしょうか?

その理由に着目すると、以下が考えられました。

  • 学費が高いのにリターンが見合わない
  • オーディションの回数が少な過ぎる
  • 声優という仕事柄「合格=デビューではない」
  • 志望者が多くて倍率が高過ぎる
  • なれても声優業だけで生活しにくい
  • 養成所や専門学校もビジネスである
  • 本当に悪徳な業者もある

ここに挙げた多くは、声優を目指す段階での誤解や、目を背けたくなる事実が原因なのかなと感じます。

学費が高い

養成所のレッスンは年間を通した金額が表示されていることもあり、やっぱり多額の金額が必要です。

年間を通した金額同士を比較して安く見えるところでも、1レッスンあたりにするとそれなりに高額だったりします。

例えば、年間20〜30万円と、養成所のなかでは比較的安価な場合であっても、

週1回のレッスンであれば単純計算で12ヶ月×4回=48回、

これで割ると1レッスンあたり4,100~6,200円となります。

実際には、4月の途中からスタートや3月はまるまる休みとなるため、より割高になる計算です。

年間20万円ポッキリで通えて、良い養成所といわれるところもまずないでしょう。

少なくとも1ヶ月あたり20,000円〜25,000円くらいがかかると想定すると、趣味として捉えるなら、なかなかの出費ですよね。

オーディションの回数が少な過ぎる

どんなに良いアーティストも見つけてもらえなければ、そこに価値が発生しません。

声優さんも同じで、どれだけ良い演技・良い声・良い人柄をしていても、見つけてもらえなければデビューや仕事につながらないです。

ダンサーをしている私自身も、誰かに見つけてもらえないとダンサーとして生きていけなと感じることが多いです。

声優になる場合においては、世の中に見つけてもらう手段の一つとしてあるのがオーディションです。

Aboo
Aboo

頑張って力をつけたのに年に一回しかオーディションがない…

これは実際に私が思っていたことです。苦笑

オーディションはスキルも必要ですが、慣れも必要です。

どういうポイントが見られているのか、どうすれば自分の魅力を良く伝えられるのか、これらを知って、対処できるようになる必要があります。

頑張ったのにオーディション回数が少ないと、オーディションに慣れることもできず、うまくアピールできず、結果として見つけてもらうことができず、、

こういう状況になると「声優の養成所ビジネスってカモ…?」と思う方がいても不思議ではないです。

合格=デビューではない

何事においても、言葉の定義を確認しておくのは大切です。

よく養成所や専門学校などで「○%の卒業生がオーディションに”合格”」と書かれているのを見ます。

合格ってどういう意味なのでしょうか??

ちゃんとした専門学校や養成所では詳細が書かれていますが、必ずしも、「合格=本所属・出演決定」とは限らないようです。

これは私がリモートでレッスンを受けていた時期、講師の声優さんやナレーターさんから聞いた話ですが、

合格をしても、仮所属となるだけだったり、仮所属としてその事務所が抱える養成所に入ったりすることがあるそうです。

仮所属で入所して、そこにレッスン代を納めるということもあるようです。

そのため、基本的に前提条件を疑うようにしましょう。

養成所に限らずどんなサービスでも、「これってどういうこと?」と自分の頭で考える癖をつけることが大切です。

志望者が多くて倍率が高過ぎる

今は、声優志望の人口が30万人、プロになれるのは200〜300人といわれている時代です。

私が養成所にいた2020年ごろ、おそらくそれ以前から言われている使い古された言葉なので、この数字にも変化はあると思いますが。

この数字が正しいかどうかは置いておいて、なりたい人(需要)に対して仕事量(供給)が全然追いついていないのは事実です。

それゆえにテレビアニメ出演などを目標とするなら、

事務所に本所属をしてデビューして、現役の声優とも席の取り合いをしなくてはなりません。

よほどの強い気持ちや、経済的・時間的に余裕がなければ、挑戦を続けることは難しいです。

その倍率を身をもって実感した後に「声優養成所のビジネスってカモ…?」と思うのは、無理もないのかもしれませんね。

なれても声優業だけで生活しにくい

以前、別の記事(↓2つ)でも紹介したことがありますが、駆け出しの頃は30分のアニメに出演できたとしても15,000円しかもらえません。

アルバイトや別の仕事を掛け持ちしている声優さんも少なくありません。

必死に練習してデビューまでできたのに、それだけでは生活できない。

人によっては、燃え尽きてしまう理由にもなりかねないです。

また、「本所属できたらあとはマネージャーや事務所が仕事をとってきてくれる♪」でもありません。

自分が、自分という声優業者の社長、個人事業主となった気持ちで、デビュー後も売り出していく気概が必要です。

ボイスサンプルをマメに更新したり、自分でイベントや知人に会いにいって仕事を獲得したり。

なったあとも、継続して自分で動く姿勢が大切です。

養成所や専門学校もビジネスである

皆さんは気になる養成所の名前をグーグルなどで検索したことがあるかと思います。

大体が「株式会社」という文字が含まれているはずです。

会社という言葉の定義には、社会に有用な役割を果たすと同時に、利益を上げる、営利目的であることも含まれます。

そう、養成所は、純粋に「声優になりたい人を応援してるんです!」だけでなく、「利益も上げなければいけない」という状況にあるのです。

ビジネスである以上、良い点を打ち出す一方で、注意が必要な点はマスクしたり、別の見方で良く見せる、ということがどうしても生じます。

お客さんを集めないと資金繰りや会社の存続が危ぶまれますから…。

入所前はすごく良さそうだったけど入ったらギャップがあった…

よく情報を精査して、自分の求めていることがある環境なのかを見定めないと、想定違いでがっかりすることもあるでしょう。

耳障りの良い言葉だけを信じると、想定違いから「カモにされたのかも…」と笑えない状態になる人も出てくるのではないでしょうか。

本当に悪徳な業者もある

これもどんなサービスにおいても言えることですが、本当に悪質な業者も小さい割合ながらいる可能性はあります。

  • ネットで検索しても情報が見つからない
  • 表面は問題なさそうだけど業界内からは酷いのがバレバレ
  • 合格後に多額の費用が請求される

養成所や専門学校などは名の知れたところが多いかと思いますので、

可能な限り現地に足を運んで、気になることを聞いたり、他の参加者と仲良くなって情報交換したりすることをおすすめします。

現地に足を運ぶと、ネット上だけではわからなかった温度感、ネット上にはない情報がたくさんあります。

気になるところには足を運びましょう。

合格後に多額の費用が請求されるのは新興の声優プロジェクトなどが該当するかもしれません

  • 「素人からデビュー」
  • 「顔出しなしでデビュー」
  • 「週末だけデビュー」

聞こえが良い言葉が並ぶ場合には必ず全容を理解しましょう。

新興なので、ネット上で検索しても情報があまり出てこないことがあります。

SNSなどでも検索してみると何か掴めるかもしれません。

どのタイミングでお金を持ち出す必要があるのか、そのお金はどういう理由・経緯で請求されるものか、

そのプロジェクトはどういう人を相手にどういう価値を提供しているのか、

参加したあとに自分にどのようなメリット・デメリットがあるのか、納得できるのであれば参加してもよいでしょう。

でも全ての人が“搾取されて終わる”わけじゃない

ここまで読んで気が重たくなる方もいるかと思いますが、上述の通り、諦める必要まではありません。

そこも一緒に考えていくための、このページです。

「それでもやってみたい」「挑む理由や勝つためのロジックがほしい」と思う方は、以降を読み進めてください。

養成所や専門学校を踏み台にする

冒頭の言葉に戻りますし、少し刺激的な言葉にはなりますが、

養成所・専門学校・スクールを踏み台にするつもりで利用し倒す気持ちが大切だと考えます。

受け身でいてはいけなくて、ベースはできる上で他者と良い意味で違っていかないといけないんです。

小さな具体例だと、養成所に入りたての頃は以下のように考えていくといいと思います。

「台本持って芝居していいって言われたけど覚えたほうが集中できるよな?」

「外郎売なんか1週間で覚えて表現もつけてきてやる!」

「台本渡された!たぶんすぐ芝居に入るから説明が終わる前に読み切ろう!」

まず簡単にできることとしては、言われたことや言われていない範囲まで手を伸ばすことです。

最初はただ過剰にやるしかできないと思いますが、やっているうちに先生の発言の意図も読み取れるようになると思います。

例えば、先生の言葉や行動から読み取れるものであれば、入門クラスならこう読み取れます。

例:先生「1週目は台本持っていいからね」→本音:厳しくしすぎてお芝居を楽しめなくなるほうがリスク

少し進んだクラスだと、こんな場合もあると思います。

例:(自分だけお芝居へのフィードバックなし)→ 本音:もっと思いっきりやれ! or お前はその調子で進め

これらが合っているかどうかよりも、人の真意は言葉に現れないということを認識しておきましょう。

最初は空回りすることもあるかもしれませんが、養成所や専門学校内にいるうちは失敗してOKな環境です。

同じ過ちを繰り返すのはダメですが、縮こまって何もできないより、

思いっきりやって失敗かもしれないけど誰かの印象に残るほうがカッコいいです。

デビューした後も土壇場で何かをしないといけない場面には多く遭遇するはずなので、

そこで発揮できる度胸を培うためにも、最初は空回りをしても思いっきりやることが大切だと思います。

やりすぎによる失敗は経験が浅いうちにしかできないことであり、

「相手の真意を読み取る」「土壇場での実行力」などが身に付くきっかけになります。

目一杯行動するのに良い環境、行動させてくれるスクールを選びましょう。

逆に「どれくらいの行動が制限されるのか」「どこまでこちらの行動に応えてくれるのか」、

こちらの動きが制限される範囲までを見て、養成所や専門学校を選ぶのもありだと思います。

オーディション回数が複数ある場所を選ぶ

まず年一回しかオーディションで見てくれないのは、個人的に論外だと感じています。

毎回のレッスンをオーディションだと思って臨むことは前提ですが、それでも年一回は少ないでしょう。

少なくとも2〜3回はないと、オーディションの経験回数という観点から、全国の声優志望者と比較しても不利になると考えます。

一方で、年間何百回とオーディションを開催しているところもあるみたいです。

めちゃくちゃ良いとは思いますが、良い面だけでなくそれ以外の面にも考えを巡らせることが大切です。

物理的・スケジュール的に全て受けられるわけではない可能性があり、どこかに受かったら他は受けられなかったり、

回数が多いことで一回あたりの有り難みやコミット具合が薄れたりすることが考えられるでしょう。

「それがデビューに本当に繋がることなのか?」という視点で自分なりに考えることが大切だと思います。

可能な限り東京校に通う

やっぱり声優のお仕事や現場は東京が多いですし、声優志望を目指す人の中でも熱意の高い人と遭遇しやすいのは東京だと感じます。

講師も、地方の校舎だと一番上のクラスなのに、声優経験のない方が担当せざるを得ないケースもあります。

(↑について書いた記事は↓こちら)

現役の声優や音響監督の方を呼んだワークショップや体験会なども、物理的に東京が多いです。

地方で頑張らざるを得ない方もいるかと思いますが、

「あの時に少しでも無茶して上京してたら…」と少しでも思いそうな方は、

実際の資金やスケジュールのシミュレーションをしてみることをおすすめします。

養成所では分割払い、専門学校では分割払いだけでなく教育ローンなどを組んで入学する方も多くいます。

例を知りたい方は、以下のリンク先「3-5. 奨学金制度や教育ローンも利用可能」もご覧ください。

”息の長い声優”として生き残る方法

個人的な考えとして今の時代では、声優を目指す・声優として生き残るには、

数年間にわたって継続する努力や取り組む力、経済的・人生的な体力が必要だと考えられます。

声優は「短期間に集中して頑張ったらなれる」ものではありません。

声優になるまでには、スキルを身につけること、オーディションで見つけてもらうこと、運を掴むことが必要です。

また、デビューできても、最初からバンバン仕事があるわけでもないため、空いている時間は別の仕事をする必要があるでしょう。

そのため、声優になれるまでは、生活費やスキルアップの費用を稼ぎながら生活するために、数年間の継続力や経済的な体力が必要になるのです。

一方、一度声優として稼げるようになれば、その後は長く活躍できるお仕事でもあります。

今、現役で活躍されている声優さんが数十年単位で売れっ子だったり、80代まで活躍されていることからもわかりますよね。

以降は、声優としてデビューするために、リアルに生き残るための方法を紹介します。

デビューする前だけでなく、後の頑張り方も、一緒に見据えていきましょう!

声優だけでなくナレータースキルも磨く

世の中の需要として、キャラクターの演技とナレーション、求められる母数は、ナレーションのほうが多いです。

また、ナレーションを求める人(依頼者)はというと、大手企業などの組織、つまり資金を持っているところが多い傾向にあります。

そのため、それだけナレーターに入るお金も大きくなる構造です。

ちなみに、声優とナレーターは似た仕事だと思われがちですが、求められるスキルはかなり異なります。

我流ではなく、スキルを教わることをおすすめします。

生きていくことを考えて、声によるお芝居だけでなく”ナレーションの技術”も磨いておくとよいでしょう。

クラウドソーシングで声優の仕事を探す

新型コロナの流行でリモートによる働き方が加速したのは声の業界も同じです。

今の時代、ランサーズやクラウドワークスなど、ウェブ上で仕事の発注・受注が一般的になりました。

これによって、音声ファイルを納品するお仕事を見かけることも増えています。

私も実際に、ヨガインストラクターになりきって声を納品したことがあります。

宅録の機器を揃える必要はありますが、生き残るためにあったほうがよいものでしょう。

このように、社会情勢の大きな変化で、業界に変化が起こることあります。

社会が変わると需要も変わるので、その時々で

「声優としての自分に求められるものは何か?」
「自分の声が役立つ場面はないか?」

と考える癖をつけておくと、波に乗り遅れたりせず、自分で仕事の需要を生み出すことも可能でしょう。

自主制作も視野に入れる

近くにアニメ制作ができる人がいたり、生成AIなどで動画を作れたりするなら、簡単な自主制作から始めてみるのも良いでしょう。

その制作物をYouTubeやSNSにあげると、作品がきっかけで何らかのお仕事に繋がるかもしれません。

声優のお仕事はスキルも大切ですが、そのキャラクターに合う声質がどうかが大切、ともいわれるため、

多少拙い制作物になってしまったとしても、望みを持って取り組んでみましょう。

ちなみに、厳しく聞こえるかもですが、何事も投稿を続けていくうちに上達していくものなので、「もっとうまくなってからやろう…」はNGです。笑

ダンサーの私も、インスタに動画を載せていくにつれて、ダンスが上達した側面があります。

「これはネット上に出るもの!」と思いながら踊ることで、一つ一つに本気になってきました。

本気を何度も出すことで、本気の上限も更新されていくイメージですね^^

アニメ制作や絵を描く人でまだデビューしていない人がいたら、自主制作に誘うのも、とても良い取り組みだと思います。

協力関係になれて、一緒にデビューに向けて活動できますからね。

実際、声優の仕事はアニメ制作全体の一部というだけでなく、「命を吹き込む」という表現もされる通り、”仕上げの部分”でもあります。

アニメーターがどんな感じで絵を描いてくれているのか、目の当たりにすることで、あなたの演技にも引き締まった何か”が現れる思います。

実際のお仕事も、誰かが描いてくれて、誰かが音響を担当してくれて、誰かが全体の指揮をとってくれて、あなた(声優)の仕事は仕上げにあたる部分です。

ちなみに「近くにアニメーター志望の人がいない」「将来的にそういう知り合いが欲しい」と思う方は、SNSで繋がることができるかもしれませんね。

もっと自然に繋がりたい人は、専門学校など声優学科とアニメーター学科が併設されているところに入学すると良いでしょう。

その場合、個人的にはアニメ・声優の専門スクールである「KADOKAWAアニメ・声優アカデミー」が良いと思います。

気になる方は、↑このリンクをタップして、ホームページから無料でパンフレットの取り寄せをしてみると、より詳しい情報や雰囲気が掴めると思います。

私自身、学生を卒業して10年以上経ちますが、今でも気兼ねなく頼み事や連絡をするのは、学生時代に繋がった人たちです。

そういう人たちが、”もし自分と近い夢を持ってたら”、めっちゃ心強いですよね。

また、リアルな話、仕事は実力よりもコネ(コネクション)です。

協力関係にある誰かがデビューしたり、自分がデビューしたりできると、その周りもデビューする(デビューさせられる)ことにつながります。

そういった”卵の状態”の人同士で繋がれる環境があるのは、長い目でみるととても魅力的ですよね。

もっというと、KADOKAWAアニメ・声優アカデミーの場合、アニメーター輩出の実績やアニメ制作会社との繋がりもとても強いです。

目利きのできる良いアニメーター志望が集まってくることも予想できますね^^

私がパンフレットを取り寄せてみた話も記事にしていますので、気になる方はこちらもぜひです。

融通の効く働き方やスキルを身につけておく

リモートのお話と通じることですが、ウェブ上で他の業種の仕事を受けられるように、何らかのスキルを磨くのも良いことです。

最近では3〜6ヶ月ほど集中して勉強すれば、何かしらの仕事を受けられるだけのスキルを身につけることは可能です。

例えばプログラミング、ライティング、AI、など、時間と場所に縛られずにできる仕事は多くあります。

実際に私は、会社員時代に始めたブログをもとに、フリーランスとして、ライティングで稼ぐ力も身につけることができました。

ライティングの仕事は締切に間に合うように記事を書くことなので、パソコンとネット環境があれば、日本のどこにいても、海外にいてもできる仕事です。

また、このフリーランスの働き方は声優の働き方とも同じ形態です。

仕事を獲得するまでは確かにしんどい面もあるのですが、コツコツ改善を続けていけば、希望があります。

というのも、受注してちゃんとこなせば、実績や人脈ができるため、その実績や人脈をもとに次の仕事を獲得できるんですよね。

それが重なると「こんなに経験がある人なんだ!」と思ってもらえて、報酬も上がっていくというイメージです。

声優さんもそうですよね。

最初はモブだった人が、モブの実績を積んでいくことや現場での繋がりをもとに、名前のある役をもらっていきます。

役を経験していくことで、より大きな役をもらえるようになっていくので、フリーランスの働き方と通じているなぁと思います。

アルバイトだと時間と場所に縛られやすいですし、将来性も限定されます。

どうしても稼げない場合はアルバイトをしたり、フリーランスとして稼ぐための準備として資金集めにアルバイトをするのは良いと思いますが、

「有名声優さんもアルバイトしてるから〜」と何も考えずにずっとアルバイトで生活の補填をしていくのはおすすめできないです。

(きっとその声優さんにも、その人なりの考えや状況があって、アルバイトを選んでいるはずですし)

ちなみに、正社員の方でも時間に融通が効くのであれば、基本的にそのまま声優を目指して良いと考えます。

経済的な心配なく目標に向かえるのなら、毎月固定で収入があること自体とても良いことです。

もし正社員の方で「厳しめに考えるならどうしたらいい?」と思う方は、以下も考えておくと良いでしょう。

「声優として”ボチボチ”仕事がある状態の時はどうしようか」
「もし声優で稼げなかったら正社員の仕事をずっと続けるか?」

ボチボチというのは、正社員を続けていくには声優の時間が多い、でも、正社員をしていくには声優の時間が大きい、という微妙な段階のことです。

正社員の仕事がフリーランスに転向しても通用するものだったり、

声優で稼げるようになるまで貯金が持つ(orアルバイトで持ちそう)なら、辞めるのも一つの手段かもしれませんね。

どちらにせよ、ウェブ上で完結する仕事のスキルがあると、フリーランスでも正社員でも困らなさそうな予感がします。

ウェブ上の仕事が気になる方は、どんな仕事に需要があるのか、クラウドワークスやランサーズで調べてみると良いでしょう。

まとめ|あなたが仕掛ける側です

声優の養成所がカモかどうか、気になる方も多いかと思いますが、まずは立場として、

養成所や専門学校に入る「あなたのほうが仕掛ける側」だとマインドを改めましょう。

冷たい言い方かもしれませんが、養成所や学校というものは、あくまで自分が目標を達成するための手段の一つ”です。

入所先や入学先を選ぶことは大切ですが、入所・入学すること自体が目的ではありません。

「そこに入って何のために何を身につけるか」
「卒業した後に送りたい生活のために何ができる場所なのか」

これらを意識して養成所や学校を選ぶことで、後悔することや、カモられたと思うことは減るでしょう。

そのために、自分の目標や夢のために、必要なピースは何かを明確にしておく必要があります。

気になる養成所や学校を見つけたら、それぞれで手に入るものと、自分が欲しいものを照らし合わせてみることをおすすめします。

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このサイトではアブーが声優を目指した経験をもとに、声優志望さん向けの記事をたくさん投稿しています!

「できるだけ失敗を避けたい!」「できるだけ良い方法で声優を目指したい!」という方は、他の記事も参考にしてくださいね^^

あなたが良き声優ライフを送れますように!

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以降はPRです🙇‍♂️

途中でも紹介しましが、最近見ているなかで、しっかり頑張れる環境として良いのはアニメ・声優の専門スクール【KADOKAWAアニメ・声優アカデミー】だと思っています。

夏や秋など、冬に入る前からAO入試もしているため、気になる方は無料でパンフレットの取り寄せをしてみてください。

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